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旧友との再会

11月下旬、大学時代の同級生仲間10人くらいが、東京駅に集合した。やがて36年ぶりになる、久しぶりの再会であった。最初は、誰が誰だか分らなかったが、駅近くの居酒屋で、乾杯をし、自己紹介が始まったら、何となく思い出してきた。懐かしい顔ぶれである。話し込んでくると、昔に帰っていく。頭の中に、当時の面影がしっかりと、インプットされていた。同級生の中には、浪人して学校に入学した者も数名いた。定年になる年齢である。頭髪が薄くなっている者もいたが、見た目には、まだまだ若若しいし、みんな元気だった。
私たちが、大学を卒業したのが、昭和50年3月、オイルショックの時である。就職が決まっても、採用取り消しなどがあった。でも皆それなりに何処かに就職した。我々は決してエリートではなかったが、何処かしら、就職先を見つけてきた。当時の一流企業に就職できた者は、極々少数であり、ほとんどが名の知れない中小企業であった。友人の一人は、百貨店への就職を熱望していた。一次は受かっても二次で落ち、がっかりしていた。でも今考えるとそれでよかったのではないか、と思う。他の業種の会社に勤め、その会社がいつのまにか東証一部上場の会社に成長してしまった。これは事実である。そして無事定年を迎えることが出来るようだ。「企業30年説」というのがある。30年も経てば、当初の勢いはなくなり、落ち着いてきて、新鮮味もなくなり、組織も硬直化してくるということである。今業績好調な一流会社が30年後も、一流会社であるとは限らない。縁があった職場に就職し、与えられた仕事をコツコツ真面目に取り組む。つまり仕事を掘り下げていくことで、その道の専門家になる。それがプロである。そして、これには際限がない。奥が深い。それが仕事だと思う。
NHK大河ドラマ、龍馬抄「坂本龍馬」の放映が終了した。久しぶりにいいドラマだった。少し英雄視し過ぎたような感は否めないが、今の日本に足らないものを示しているようだ。土佐藩士である坂本龍馬は、下士であり、明治になって活躍した後藤象二郎は上士であった。上士というのは山内家の家臣、下士というのは長宗我部家の家臣の人たちである。おそらく龍馬は、下士という身分の中で、現状打破への思いが、人一倍強かったことと思う。時代の流れが龍馬を後押ししたところがあるが、新しい時代の体制を信じて、己を信じて、扉を抉じ開けた一人である。今の日本に求められている人材ではないか。
同級生仲間だが、みんないい顔をしていた。この年齢になると、おおよそ、どんな人間か見当はつくようになる。自分の人生を真正面から捉え、誠実に対応して生きてきたようだ。それが、ものすごく嬉しかった。そんな中、大学の恩師の訃報のハガキが来た。恩師の奥様からである。9月に亡くなったとのこと。年内にはお線香を上げにお伺いしたいと思っている。 合掌


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